片山商事の新プロジェクト、ここからはじまります。

ナチュレ片山 コンセプト

 

「健康生活を応援します。」

理想の暮らしが揃う、スペシャリティストア。

私たちはここから始まりました。

 昭和60年7月に私たち片山商事は、従来の酒販店の販売形式を大きく変える「セルフ方式」による店舗の第一号店として「セルフ片山卸団地店」をオープンいたしました。それは買物で来店して下さるお客様に、配達コストを還元するという来る「車社会」に対応した革新的なもので、お客様から大変喜ばれご反響をいただく一方で、業界からは厳しいご批判を暫くの間受け続けることとなりました。しかし、セルフ片山と同様な販売手法の店舗が、その後瞬く間に席巻していったことは皆様のご承知の通りです。

この第一号店開店以来30年余、今では大手スーパーやドラッグストアなどでのビールの安売りが当たり前で、またコンビニでもいつでも気軽にお酒が買える時代になり、当初目指した「消費者の皆さんに喜んでいただくため」という弊社店舗の使命は終わったのではないかと感じ始めております。

一方で、私たちは平成22 年10 月に新潟市中央区万代島に「セルフ片山ピアBandai 店・新潟屋」をオープンいたしました。この店舗は、これまでの「セルフ片山」に比べお酒や食料品の品揃えや販売方法に強いこだわりを持ち、価値ある商品の良さが分かるお客様に、最高の状態で商品をお買い求めいただけるような店づくりを目指しています。全国そして世界から、手間暇掛けて手作りされ余計な添加物を使わない安心安全な食品、熟成により味の深みや旨さを引き出した食品などを中心に揃えております。また、ワインや純米酒など特に定温貯蔵が必要で品質保持が重要な酒類は、温度管理ができる定温管理室の中で販売いたしております。

「セルフ」から「ナチュレ」へ

これらから、社会全体の消費が低迷する昨今の経済状況の中でも、本当に良いもの、本物、安全で安心なものをお求めになるニーズが上がってきていることを感じ、そして、それらの商品は結果的にお客様にとっても大変お得で、正しいことなのだという確信を得るに至りました。

今こそ私たちは、弊社店舗のディスカウントイメージが強い「セルフ片山」から脱却し、更に進む高齢化社会や人口減少、大都市圏への人口集中、健康志向や快適環境志向層の増加など、今後の社会環境変化を見据たうえで、弊社の旗印「健康生活を応援します。」を更に推し進めます。

それが「ナチュレ片山」です。

ただ、食品や酒類だけに留まらず、衣食住全般にわたっての「ライフスタイル提案」をおこなっていき、さらにレストランやコーヒースタンド、各種カルチャー教室などを備えた新店舗をセルフ片山卸団地店並びに旧社屋の跡地に、環境に優しい木材を使い建設いたします。

 

食・健康・環境を考える方々のための新しい片山商事の取り組みは始まったばかりです。

エコロジーに配慮した店舗

地球にやさしい循環型社会の実現に取り組む新商業施設「ナチュレ片山」の建物はログ&ラーメン構造を導入したハイブリッド型ログハウス(木造構造体)です。これは自然木の持つ「素朴さ」や「ぬくもり」を感じてもらえる建物にしたいこととそれに加えて自然木をこのような建物に使用することで、少しでも森林資源の豊かさを感じてくれる人が増えることを期待しています。そしてログハウスの解体時には、製材することで再利用もできますし、また処分する場合でもチップ化するなどで燃料とすることも可能です。

また冷凍食品の加工場やレストランの厨房で発生する生ごみは、新しく導入する生ごみ処理機によって堆肥化し、有機栽培をしている生産者にリサイクル利用してもらいます。

 

この店舗では、最も美味しい時に収穫した地場産の旬で新鮮な野菜や果物を、多少形のわるい物でも買い入れ、同時に加工場では美味しさを損なわない方式での急速冷凍設備で食材に加工したり、料理に使ったりして冷凍保存いたします。また2Fレストランでは、新鮮な食材をふんだんに使った総菜やデザートになるのです。このように食材を無駄なく効率良く使うことができ、しかも製造と販売がひとつの建物の中でできることで流通経費を削減できる、とても効率的な店舗構成になっています。

 

一方、食品特に生野菜やカット野菜などの洗浄においては塩素処理ではなく、無害で除菌力のある酸性電解水を利用いたします。この電解水は、食中毒の原因となる大腸菌やサルモネラ菌、黄色ブドウ球菌、腸炎ビブリオなどへの除菌効果が立証されています。

 

このように建物や設備、そして運用面においても、地球に優しく環境に配慮した店づくりを目指しております。

ナチュレ片山は、健康生活を応援します。

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